アイデアは「ゼロイチ」ではない!ゲームプランナーが知るべき組み合わせの法則

ゲーム業界を目指して活動を続けている
学生の皆さんや、日々企画に悩む
若手プランナーの皆さんは、
こんな風に思い込んでいませんでしょうか。

「誰も見たことがない、完全にオリジナルの
新しいゲームを作らなければいけない」

実は、プロの世界で求められる
アイデアというのは、けっして
ゼロからイチを生み出すような
ものではありません。

今回は、もっと肩の力を抜いて、
本当にユーザーに刺さる企画を
作るための「アイデアの本質」を
お話しします。

この記事を読めば…

  • ゼロから悩まないアイデアの作り方がわかります!
  • 予算に頼らない「独自のゲーム性」を理解できます!
  • アイデアを企画に落とし込むコツが見えてきます!

アイデアは「ゼロイチ」ではない

既存の要素を新しく組み合わせるという発想

誰もが驚くような素晴らしい ゲームのアイデアとは、
実は 「すでにある要素の新しい組み合わせ」 から生まれています 。

例えば、大ヒット作である
『パズル&ドラゴンズ』を 思い浮かべてみてください 。

モンスターを集めて育成するという
カードRPGの仕組みに、定番の
パズルゲームを組み合わせたことで、
これまでにない全く新しいゲーム体験が
生まれました 。

ゼロから何かを発明しようと
するのではないのです。

今ある面白いもの同士をどう
くっつけるかを考えることこそが、
プロの企画の第一歩になります 。

「なんか面白そう」を形にする組み合わせのルール

ありきたりな組み合わせが招く、ゲーム外での不条理な戦い

ただし、どんな組み合わせでも
良いわけではありません。

もしも、すでに世の中に溢れているような
ありきたりな組み合わせで企画を
作ってしまうと、その先にはとても
苦しい戦いが待っています 。

会社でのゲーム開発には、常に
限られた予算や期間、そして人数という
厳しい制約があります 。

すでにあるゲームと同じようなものを
作ってしまえば、最終的にはグラフィックの
美しさや、豪華な声優陣といった
「ゲームの仕組み以外の部分」で
戦わなければいけなくなってしまいます 。

日本のプランナーが目指すべき差別化のカタチ

最近では、海外のゲーム会社が
圧倒的な資金力を武器にして、
ゲーム性は普通でもグラフィックに
莫大な予算を注ぎ込むことで、逆に差別化を
成功させているような例も見かけるように
なりました 。

しかし、現在の日本の開発環境において、
巨額の予算を投じる「力技の開発スタイル」を
真似することは到底できません 。

何よりも、エンタメ大国である日本にいる
私たちだからこそ、見た目だけが綺麗な
ゲームではなく、触った瞬間に
「これはなんか面白そう!」と思えるような、
新しいゲームシステムや独自の体験で
勝負をしたいものです 。

「アイデア」を「コンセプト」へと昇華させるステップ

着想のとっかかりから、具体的な方針への格上げ

企画を考えるとき、最初の
きっかけとなるのが「アイデア」です 。

ですが、ただの思いつきのままでは、
他のクリエイターたちに何をどう作れば良いのかを
伝える設計図にはなりません 。

アイデアを、そのゲームが目指す
具体的な方針である「コンセプト」にまで
格上げする必要があります 。

そのための一番簡単な方法として
おすすめしたいのが、「身近な人を
たった一人のターゲットに絞って、
その人に直接話してみる」ということです 。

「こういう組み合わせのゲームだけど、どうかな?」
と身近な人に話して、相手のリアクションを
観察してみてください 。

そうすることで、独りよがりではない、
本当に誰かの心を動かす具体的なゲームの
輪郭が見えてくるようになります 。

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