皆さんゲームプレイしていますか。
世の中に数多あるゲームには全て”作り手”がいて
その制作現場には数々の才能を持ったクリエイターたちが活躍しています。
本記事では、ゲームを作る現場においてどんな役職がいて、
どのように連携してゲームを作り上げているのか紹介します。
この記事は以下のような人におすすめ!
- ゲーム業界にどんなお仕事があるのか知りたい
- 将来ゲーム業界に入りたい!
ゲーム制作現場の役職は大きく分けて6つ
最近のゲーム業界のお仕事内容は細分化がされてきていますが
大きく分けて以下の6つの役職で構成されています
- プロデューサー
- ディレクター
- プランナー
- プログラマー
- デザイナー
- サウンド
それぞれの役職がゲーム制作現場でどのような役割を担っているのかそれぞれ簡単に説明します。
プロデューサー(Producer):計画と統率の鍵人
プロデューサーは、プロジェクトの立ち上げとビジネス面での責任を負います。
指揮官として、プロジェクト全体を見据えながら進行を管理します。
また、予算の監視やスケジュールの調整、チームコミュニケーションの円滑化など、計画と組織力が求められるポジションです。
ディレクター(Director):ビジョンの導き手
ディレクターは、ゲームの方向性(ディレクション)を決め、チームを導く役割です。
アートスタイルやレベルデザインなどあらゆる方向性を示す重要な役割です。
例えば、女性向けのパズルゲームを制作する場合、
女性向けに「かわいい猫が登場するゲームにするのか」「イケメンがたくさん登場するゲームにするのか」
ゲームの内容は「アクション性を高くするのか」「スキマ時間にできるようカジュアルにするのか」
など、あらゆる方向性を決めていく役割です。
プロジェクトの状況を把握、コミュニケーション能力などリーダーとしての能力が必要になる役職です。
プランナー(Planner):ゲーム開発の軸となる存在
プランナーは、ゲームの「面白さ」「設計図(仕様書)」を考え、
場合によっては、スケジュールとタスクの筋道を整える役割を担当します。
制作プロセスの各ステップを詳細に計画し、チームが効果的に動けるよう調整します。
タスクの割り当てや進捗の監視によって、ゲームの進行を支えます。
プログラマー(Programmer):コードの魔法使い
プログラマーは、ゲームのコードを書いて、ゲームエンジンを駆使して世界を創り上げます。
プレイヤーが楽しむための機能を実装し、ゲームの根幹を築く役割です。
プログラミングスキルと創造力が交差するポジションで、クリエイティブなアイディアを実現します。
デザイナー(Designer):アイディアを具現化するアーティスト
デザイナーは、キャラクター、背景、UI、ゲームにおいて目に見えるものすべてを作り上げます。
絵を描くスキルの他に想像力と企画者の意図をくみ取るコミュニケーション能力が必要になります。
また、「デザイナー」という言葉は、ゲームの難易度やバランスを担当する「ゲームデザイナー」と混同して使われることが多々あります。
サウンド(Sound):音楽の魔法使い
サウンド担当者は、ゲーム内の音楽や効果音、
音声を通じてプレイヤーの感情移入を高める役割を果たします。
音楽や効果音がゲームの雰囲気を豊かにし、プレイヤーの没入感を引き立てます。
サウンドデザインのスキルと音楽への情熱が重要です。
まとめ
今回はゲーム制作現場で働く6つの役職について紹介しました。
最近のゲーム業界は作業の細分化が進んでいて
ひとことに「プランナー」といっても
「レベルデザイン」「ゲームデザイン」「データマネジメント」など
仕事の内容はたくさんあり、大きな会社だと専門的に作業を行うことが多いです。
毎日楽しく遊んでいるゲームの裏には、さまざまな役職のクリエイターの努力が詰まっています。
みなさんも、ゲーム制作現場で活躍するクリエイターを目指して頑張ってください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。